ライノタイプ2007年5月号メールマガジン

■■■：ちょっと一言　1 ■■■
　
　ここ数日、都内は五月晴れが続いてるので、外へ出かけたくなりますね。ちょっぴり暑過ぎ？と思う位に温度が上がってますが・・・体調管理には気をつけて下さい。
さて、皆さんは母の日、父の日には何かメッセージ送ってますか？個人的には、どうしても都合がつかずに一緒に過ごせないのですが、たくさんの花にメッセージカードをつけて送りたいと思います。贈る人がいない！って方も大切な人を想い、綺麗な花や相手が喜ぶような景色を頭の中で映像化して送るとそれが相手に伝わるそうです。夜にでも瞑想しながらされてみてはいかがですか～、きっと感謝の気持ちが伝わるハズ？！

パッケージ：CD/U2
ライノタイプフォント： Clarendon™
　デザイナー： Hermann Eidenbenz

パッケージ： Merci
ライノタイプフォント：　Bernhand Modern™
　デザイナー： Chauncey H. Griffith

パッケージ：Suchard
ライノタイプフォント： ITC Luna™
デザイナー：小林章

パッケージ： Cookies
ライノタイプフォント： LinoScript™
デザイナー：Morris Fuller Benton

パッケージ：Chocolates Camile Bloch
ライノタイプフォント：Zapfino™
デザイナー：Hermann Zapf

パッケージ：ホテル Ku' Damm 101
ライノタイプフォント：Microgramma™
デザイナー：A Butti/Aldo Novarese

top

■■■巨匠書体デザイナー　Adrian Frutiger 氏とライノタイプ社・タイプディレクター小林章氏制作：Nami™新登場　3■■■

Nami™
Adrian Frutiger, Akira Kobayashi, 2006

　巨匠書体デザイナーの Adrian Frutiger 氏といえば Univers や Frutiger などのサンセリフ書体のデザインで知られていますね。
まだまだ現役活躍中の Frutiger 氏、ここ数年の代表的なフォントといえば、プラチナ製品 Avenir Next 、Frutiger™ Capitalis フォントもメールマガジンで紹介しているのでご存知の方が多いかと思います。今回もまた新しく誕生した Nami™ 書体をご紹介致します。

詳しくは、下記をクリック！

top

■■■Monotype Gallia™ フォントって？！　4■■■

Monotype Gallia™
Wadsworth A. Parker, 1927

　当初は、アメリカ活字鋳造会社（ATF）用に Wadsworth A. Parker 氏が1927年につくった書体です。その後1928年には、モノタイプが独自のバージョンを発売しました。そのデザインは、アメリカのアールデコ時代や狂騒（轟く）の1920年代と云われたスタイルや精神を具現化しています。見出しに使用するには、最高の選択です。上記で紹介したパッケージ使用例と同じく、パッケージに使用するにとっても効果的です。他にも標識、看板、メニュー、招待状にも使ってみる価値ありです。もしこの書体が好きだな～と感じた人は、是非 Broadway フォントもチェックしてみてはいかがですか？（←前号のイースターフォントで紹介されています。）

Gallia™ Reular 　　

The Monotype Gallia™ Regular typeface belongs to the Monotype Gallia™ Font Family which is part of the Monotype Originals.

top

■■■　Stockholm™　フォントって？！　5■■■

Stockholm™
Paul Shaw, 1998

　近代のスウェーデンカリグラフィーは、どちらかというと伝統的ヨーロピアンなのより、もっと動きがあって活版印刷風の趣を持つようなのが多いです。デザイナー、Paul Shaw 氏のつくったストックホルム書体は、「クールエレガンス/ cool elegance」と呼ばれています。この書体を見ると、手書きで書いたような古い筆跡だと解釈できないので、20世紀に作られた書体だとはっきり分かります。伝統的なカリグラフィーフォントの代わりとして是非この書体を使ってみて下さい。

Stockholm™ Reular 　　